娘ちゃん睡眠研究 #1

はじめに

猛烈に泣く夜、シクシクとすすり泣く夜、うなされ悲鳴をあげる夜。
いろいろな夜を過ごしながら、夜泣き開始から約3年経過した現在、だんだんと収束傾向にある。
この経験を共有するべく、以下に報告していく。

目的

娘ちゃんの夜泣きが始まり、あらゆる対処法を試行錯誤したものの失敗。
夜泣きパターン分析、落ち着かせる方法などの視点から独自の夜泣きマニュアルを作成しました。
また、マニュアルに基づき介入し、日々修正を繰り返してきました。
本ブログの睡眠研究では、その介入効果を考察していきます。

夜泣きに悩むママやパパにとって、少しでも何かのお力になれますように。

対象

症例は筆者の娘ちゃん。もうすぐ4歳となる。歌とダンスが大好き。
行きたい場所は、大きな公園と、海とプール。

経過

生後4か月~6か月までは夜通しぐっすりと眠る子でした。
しかし、6か月以降、突如として夜泣きが始まり、毎晩長い戦いが繰り広げられました。
毎夜同じということはなく、大きく分けて5つのパターンに分けられていました。

パターン1

母の疲労度★★☆☆☆

就寝後数時間の間に開始されることが多い
所要時間は15分~60分(単発の場合)

スキンシップが効果的。
膝の上に抱いてゆらゆらすると落ち着いていく。
落ち着いてきたら「ねんねしようね」「ごろんするよ」と前置きしたうえで寝る姿勢へ。
くっついているうちに安心して寝てくれる。

ただし、寝返りの邪魔になってしまうと再度夜泣きに移行する恐れがあるため、頃合いをみて離脱しなければなりません。なお、離脱が早すぎると勘づかれてしまうためタイミングが重要です。

パターン2

母の疲労度★★☆☆☆

午前0時~2時ごろに多い
所要時間は15分~30分(単発の場合)

スキンシップによる症状悪化が特徴。
一度しっかり覚醒させたほうが早く収拾がつきます。
間接照明の明かりやメロディで気持ちを落ち着かせていきます。
水分補給をさせてリセット後、寝かしつけを再開していきます。

パターン3

母の疲労度★☆☆☆☆

すべての時間帯でみられるます。2歳半ごろから多く見られるようになってきました。
所要時間は数分~10分以内(単発の場合)

泣き方は激しかったり静かだったりと様々なスタイルがあります。
ハッとしたように無言で急に上体を起こすこともあります。

開始の合図は様々でしたが、あたりをみまわすような動作が特徴的。
「ママいるよ」「こっちにいるよ~」などママの所在を教えてあげると落ち着きます。
ママの身体に乗り上げるくらい、または食い込むくらい近づいてくることも多々。
深い眠りに入ったら寝返りをしやすいようにスペースを空けておくとよい。

パターン4

母の疲労度★★★★☆

パターン1、パターン3の複合型
所要時間は30分~

叱りすぎてしまったときや、今思えばママの心が安定していなかった時期に多かったです。

急に「ママ―!!」と泣き叫びながら飛び起きます。
抱っこでなだめてあげるとだんだんと落ち着くものの、ママから離れることができません。
離れたとたんに最初からやり直しになります。

娘ちゃんが寝たらやりたかったこと、朝早起きしてやりたかったことを全て諦めます。
お布団やクッションを積んでお山にして、娘ちゃんを抱いたまま座ってもたれます。
娘ちゃんはママのお胸やおなかにくっついたまま眠ります。
ママもそのまま寝ます。朝は一緒に起きます。

パターン5

母の疲労度★★★★★
お手上げです。何をしても長い時間泣き、ぐずります。

意外と泣き方自体はシクシク、グズグズと控えめです。
いつもより静かな泣き方だからと様子見していると、どんどん激しくなっていくため注意。
ようやく眠ってもすぐに泣いて起きます。
起きる回数が重なっていくたびに、泣き方が派手になっていきます。
最終的には、娘ちゃんもママも、お互い体力の限界となり眠るのですが、いつどうやって眠りについたのかわからない状態です。

驚くべきことに、娘ちゃんは翌朝もケロッとしています。

でもママには大きすぎるダメージが入ります。翌日は灰です。燃え尽きています。仕事のスケジュールをゆるめに調整できるのならそれがベストです。1日を乗り越えることができたらハナマルです。

結果

夜泣きの原因

夜泣きの原因を調べると、①「不快感での寝苦しさ」のほかに、②「日中の激しい刺激」といった内容がよく出てきます。

普段、私たちは、昼間に受けた膨大な刺激や体験を睡眠中に整理していきます。

しかし、子どもたちの発達途中の脳はすぐにキャパオーバーとなり、脳が興奮状態となることで覚醒してしまいます。これが夜泣きの原因だと言われています。

夜泣きの対策を調べると、

夜泣きの対策を調べると、①「不快感の解消」 ②「生活リズムを整える」 ③「入眠ルーティンをつくる」 といったような対処法が良く出てきます。

ですが、わが娘ちゃんにはまったく効果がありませんでした。

さて、同じように、夜寝ていても元気いっぱいなお子様がいらっしゃる方々、朗報です。
生後6か月以降、3歳半頃まで毎晩夜泣きをしていた娘ちゃんですが、4歳を前にした現在、
パターン3に収束しつつあります。

特効薬

朝起きたら太陽の光を浴びると良い。
日中にたくさん活動すると良い。
外遊びが良い。
身体だけでなく脳をつかうパズルや塗り絵が良い。
お昼寝の時間を短くすると良い。
食事は栄養バランスよく摂取すると良い。
寝る前にはテレビを消し、明かりを暗くして、絵本を読むと良い。
ホットミルクやジンジャーティー、ハーブティーで睡眠スイッチを入れると良い。
お気に入りの寝具やぬいぐるみをセットすると良い…

上記のように、夜泣きにに効果的な方法についてはいろいろなことが言われています。

私はすべて試してみましたが、娘ちゃんの夜泣きは大きく変わりませんでした。

あまりにも変化がないので、保育園の先生からは、「ねんねルーティンが娘ちゃんに合っていない」「ママの気持ちの余裕が大切」「栄養、特にたんぱく質が足りてないのでは」などと、少し厳しいアドバイスがあったりもしました。

頑張れど頑張れど、それでもやはり夜泣きは収まらず。
唯一の救いは、どれだけ夜中にぐずっても、それによって翌朝の娘ちゃんの体調やご機嫌が左右されなかったことです。

そして、約3年間の研究の結果、ここまで長い夜を過ごしてきましたが、残念ながら夜泣きに対する特効薬はみつかりませんでした。

しかし、夜泣き回避はできずとも、落ち着かせる方法の試行錯誤や、自分のエネルギーをどこまで温存できるかに、思考回路をシフトチェンジしてくことで、「娘ちゃん専用夜泣きマニュアル」が完成しました。

ありがたいことに、娘ちゃんはあれだけ派手な夜泣きをしながらも、元気にスクスク成長しました。

成長の証

気づけば夜泣きはパターン3に収束しつつあります。
しいて言うならば、時間が解決してくれたことになります。

「時間」とひと言に表現しましたが、
脳の発達により、処理スピードが上がったこと、刺激を溜めておける器が大きくなったことで、整理しきれなくなる、といったことが少なくなってきたのかもしれません。
お喋りが上手になり、自分の気持ちを言葉で表現できるようになったことで、モヤモヤが晴れたのかもしれません。
日中、存分にお友達と遊ぶことができるようになったからかもしれません。
以前よりも食事に前向きになったことが関係しているのかもしれません。

長い時間を経て、夜泣きをしなくても良いくらいに成長したということが、解決の理由かもしれません。それは逆に言えば、これまでは夜泣きをするくらい、五感をフルに使って得た学びを、脳と心のノートにメモする作業にエネルギーを要し、オーバーヒートしていたということです。

夜泣き対応はとても過酷なものでした。
ですが、この研究を通して、いろいろな角度から娘ちゃんの成長を実感することができました。
あの日々は無駄ではなかった、必要なものだったのだと、今はとても満足しています。

考察

生後6か月以降、3歳半頃まで毎晩夜泣きをしていた娘ちゃんですが、4歳を前にした現在、パターン3に収束しつつあります。

娘ちゃんを含め、夜泣きの激しい子供たちは、夜泣きをしなくても大丈夫なくらい成長している真っ最中であり、大きく成長したうえで必ず収束します。

付き添うママやパパ、楽しむことは難しいかと思いますが、子どもたちにぴったりな夜泣きマニュアルを作成しながら、子どもたちの準備が整うまで焦らずに待っていてください。
ご自身のエネルギー温存もどうかお忘れなく。

そして、娘ちゃんの夜泣きは収束しつつあると報告しましたが、今夜または今後の夜間の様子については予測不能です。新しい成長にむけて、再開の可能性も否定できません。
娘ちゃんの睡眠研究は継続とし、随時報告予定といたします。

研究の限界

対象は娘ちゃんひとりであるため、一般化には慎重な解釈を要します。
観察者は慢性的な睡眠不足下で記録しておりました。
観察中に「かわいい」という感情が混入している可能性があります。

次回予告

現在、症例2(息子くん)についても研究中です。

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