はじめに
白いものしか食べなくなった娘ちゃん。
1歳頃からの偏食に悩み、4歳を前にした現在、いろいろな種類のものが食べるようになりました。
また、初めてみる野菜や、苦手だとわかっている食材にも挑戦するようになりました。
この経験を共有するべく、以下に報告していきます。
目的
娘ちゃんの偏食が始まって以来、あらゆる対処法を試行錯誤しました。
本ブログの偏食研究では、その介入効果を考察していきます。
偏食に悩むママやパパにとって、少しでも何かのお力になれますように。
対象
筆者の3歳の娘ちゃん。歌とダンスが大好き。
行きたいところは大きな公園と、海と、プール。
1歳頃、急に白色のものしか食べなくなりました。とうふ、うどん、白米、牛乳等はOK。
白いが玉ねぎなどの野菜は不可。白身魚も不可。

経過
生後5か月より離乳食開始、拒否やアレルギー等なく順調に離乳食後期へ突入。
生後10か月を過ぎたころから少しずつ食への関心が薄れ、摂取量がどんどん減りました。
好きだった納豆やカレーにも拒否がみられ、食べられるものがどんどん減っていきました。
1歳手前には白いものしか食べなくなります。
食べムラというレベルではなくなったので、保育園の先生方と慌てて対策を練りました。
保育園では食べている
偏食すぎて困り果てていたところ、保育園の連絡帳には、昼食完食の文字が。なぜだ…先生方に理由を聞いてみます。
娘ちゃんのように食に興味がない子は、食べることが大好きな子どもたちに囲ませるとのこと。そうするとお友達の真似をして、おのずと食べるというのです。
「自分と同じベビーが食べている」ということが重要らしいのです。
自宅には巨人しかいません。ですが、やってみるしかありません。
娘ちゃんはハイチェアに座らせ、ママは床に正座して目線の高さを合わせてみました。
娘ちゃんはママのほうを見ながら楽しそうに白ご飯を少し食べてくれましたが、おかずや汁物はツンツンしただけで手を付けることはありませんでした。
お皿を工夫
今週もまた先生方に泣きつきます。
ベビーはお皿やスプーンなどが変わると気分がウキウキして食べるようになるとのこと。
自宅に戻り、普段使わないお皿に盛りつけてみました。
お皿ごと無視されました。
盛り付け方を工夫
盛り付けに関する裏ワザというと、星形のにんじんやキャラクターを模した飾りつけなど、華やかなごはんを想像して身構えてしまいますが、そういう類の裏技ではありません。
お皿にたくさんのせると、食べ終わりがみえなくてやる気がなくなるので、あえて確実に食べきれるくらいのチョッピリ盛り付けるといいのだとか。
わんこそばのようにおかわりすることが楽しく、やる気が出るのだそう。
さっそく自宅で挑戦。大きなお皿の真ん中におかずをのせて提供してみました。
娘ちゃんは、スプーンの先でおかずを引っかけて、お皿のふちに移動させていきます。
真ん中から外側へ、タレのスジができて、まるでお花が咲いたようでした。
おかずはお皿のふちに取り残されていたり、テーブルに落下していました。
娘ちゃんは大満足、といった表情でした。
食事よりもお皿に模様を描くという新たな遊びを発見したものと思われます。
結果
結果、惨敗!!
この記事には書ききれないくらいの試行錯誤を繰り返しました。
担任の先生だけでなく、娘ちゃんの偏食が手強いとのお話が他の先生方にまで広まっており、いろいろな方に「これは試した?」とたびたび声をかけられました。
単発で成功した作戦はありましたが、どれも長続きしませんでした。
娘ちゃん次第
試行錯誤しながら悩み続けた結果、私が辿り着いたのは、
食べないものは食べない。私たちが何をしたとしても、食べる食べないの決定権は娘ちゃん。
保育園で昼食を見事に完食している。家では偏食だけど、おなかがすいたと泣くわけでもない。
身体測定では、体重・身長ともにともに右肩上がり(なんで?)
ならばもう問題なし!!!
というマインドです。
「食べない!」と大騒ぎして悩んでいるのは、大体、私たち大人だけです。
当人たちは元気いっぱいに遊びまわって、ニコニコしていることがほとんどだと思います。
方針変更
食への悩みは尽きませんが、こんな状態でも、娘ちゃんは毎日ピカピカないい笑顔!
とりあえず何か口にして、娘ちゃんが満足ならそれで良い。
娘ちゃんの食事に一喜一憂するくらいなら、親が好きなものを作ろう。
栄養バランスのお話しは聞きません!
こういう考え方にシフトチェンジするようにしました。
食事の時間は楽しい時間!娘ちゃんにとって楽しいのはもちろんですが、私にとっても楽しい時間になるように心がけました。
解決…!
そして、月日が巡り、3歳半。
なぜかよくわからないけど色々食べ始めたのです。
なにが決定打だったのか、わかりません。
ただ、これまでひたすら蒔いた種が、ようやく芽吹いたことは間違いありません。
目から鱗の裏技や奇跡のレシピでもなく、時間が解決してくれました。
大切なのはお皿の前にいる娘ちゃん
当時の私はお皿にたくさん残されたおかず、手つかずの汁物に一喜一憂していました。
でも、今振り返ると、見るべきだったのはお皿の上ではなく、お皿の前にいる娘ちゃんでした。
今日も元気いっぱいに走り回って、たくさん遊んで帰ってきました。
体重も身長も右肩上がりで少しずつちゃんと大きくなっています。
「食べない娘ちゃん」ではなく、「食べることが苦手という特徴をもった娘ちゃん」です。
もっと大きな枠で捉えて、1食ではなく1人の娘ちゃんを見ることが大切だと学びました。
考察
1歳頃からの偏食に悩み、4歳を前にした現在、いろいろな種類のものが食べるようになりました。
また、初めてみる野菜や、苦手だとわかっている食材にも挑戦するようになりました。
どの介入が効果的であったのかは、依然として未解明なままです。
しかし、本研究で実施した数々の介入が、長期的にみて効果を発揮した可能性は否定できません。
時間もひとつの要因です。
お友達や先生、周りの方々からの絶え間ない刺激や、環境因子による影響も大きいと考えます。
発達によりカトラリーやお皿の扱いがうまくできるようになったこと、咀嚼や嚥下の力がついたこと、集中力や体力がついたことも関係しているのかもしれません。
ただ、食への興味が高まったこと、食事の時間を楽しめるようになったことは明らかです。
さて、いかがでしたでしょうか。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
「食べない」「栄養が心配」と食事に悩んでいるママやパパにとって、この記事や当ブログ内の偏食に関する記事から、ヒントが見つかれば幸いです。
そして、この記事が、お子様をもっと大きな枠で見てみるきっかけになれたら嬉しいです。
本来食事の時間は楽しいものであり、頑張って食べさせようとしなくても大丈夫なのだと、親子で心穏やかに過ごせますように。
※試行錯誤した対策法に関しては、また別の記事にしていきたいと考えています
研究の限界
対象は娘ちゃんひとりであるため、一般化には慎重な解釈を要します。
観察中に「かわいい」という感情が混入している可能性があります。
次回予告
娘ちゃんの偏食研究は継続とし、随時報告予定といたします。
現在、症例2(息子くん)についても研究中です。

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