
先日、息子くんのとっても愛らしい行動が発覚しましたので、分析していきます。
弟くんは後追い盛りなんですが、私の姿が見えないとまずキッチンを覗きにくるんです。
そのことを保育園の連絡帳に書いた日、お迎えに行くと先生が興奮しながら声をかけてきました。
ママ、今日の連絡帳みて、みんなで納得したことがあるんです!
息子くん、クラスでも、ミルクの調理スペースの前でいつもニコニコしてるんです。
きっとキッチンだと思ってるんですね。
前から、よく見に来てるな〜って思ってたんだけど、ママがいつもいる場所だって
知ってるから、保育園でも似ている場所を見て安心してるんですよ!
って。 想像したら可愛すぎました。
息子くんのなかでは、キッチン イコール ママ になっているんですね。
保育園のキッチンにママはいませんが、優しい担任の先生がいて、大好きなミルクを作ってくれます。
毎日の経験から「キッチンの向こうには、安心できる人がいる」という結びつきができているんでしょうね。
筆者は、理学療法士として、「行動には意味がある」という視点を大切にしています。
人間は何かをするとき、数ある行動様式の中からどうやってその方法を選ぶのでしょう。
ただなんとなく、ということももちろんありますが、実はそうでもありません。
身体機能上そうせざるを得ない理由があったり、気持ちや周辺環境の影響や、効率の問題が大きく関係しています。
今回の息子くんの行動を分析してみます。
ただの食いしん坊かと思われる行動ですが、よくよく観察してみると、
「キッチンには安心できる誰かがいる」という経験がもとになっていたんです。
だから息子くんは、嬉しいことがあった時、悲しくなった時、
思い出したように調理スペースの前に行くのでしょうね。
息子くんにとって、キッチンは単に料理をする場所ではなく、
ママが野菜を切っている、お鍋をかき混ぜている、「ちょっと待ってね」と笑っている…
そんな記憶がたくさん詰まっている場所がキッチンなのです。
キッチンそのものに興味があるわけではなく、 “ママがいる風景” として覚えているんだと思います。
子どもたちは大人が思うよりずっと強く、「場所」と「人」を結びつけて記憶しているんです。
子どもの行動について、こういう小さな意味を知ると、愛おしさが何倍にもなりますね。

コメント